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講演で僕が話すことは

2022.12.20(火) 04:00

先日、福岡の八女学院中学校・高等学校で講演をしましたが、担当の先生から学校新聞の画像が送られてきました。その学校のホームページ、新聞、保護者通信などに掲載されるケースは珍しくないんです。

読んだ生徒たちが、こういうことを言っていたなぁと思い出すきっかけになりますからね。わざわざ外部の人間を呼んで生徒たちや先生方に講演させるのですから、その人を、あるいは講演を、できる限り思い切り利用するのが適当だと思われます。

中学生には「強く生きる」という演題で話をしました。最近は英語の勉強法に加え、これ系の講演依頼が増えています。要するに「強く生きる」ことってどういうことなのか、なんで「強く生きる」必要があるのかわからない子が多いからなんでしょう。

また、外部から僕みたいなのを呼んで話をさせるというのはつまり、内部の人間ではもう語り尽くしたので、外部からも刺激を入れようという学校が多いんでしょうね。有名人と違って僕などは安くつきますし、その点で今年はこれ系の講演が多かったんだろうなと思っています。

生徒のほうからすれば、自分が使っている単語集やリスニング問題集の著者が来るわけですから、まぁまぁそれなりには刺激を受けるでしょう。英語の勉強法について語るときも、どうして英語をやるのか、これから日本はどうなるのか、君たちはどう生きたほうがいいのか、といったような話を必ず含めますからね。

どう生きるかなんて個人が決めればいいのです。でも、「今までだって気楽に生きてきたんだから、これからも大丈夫」なんて無責任なTwitterのコメントじゃないんですから、講演ではデータに基づいた話をすることにしています。浮世離れした話では聞いてもらえませんからね。

来年1月9日は紀伊國屋書店グランフロント大阪店さんでトークショーを行います。読書啓発のイベントではありますが、そこでも「強く生きる」ことについて話をしようと思っています。どうして本を読んだほうがいいのかはそれに絡んだ話になります。

来年の講演もそろそろ入り始めました。1月は山形県の学校を3校ハシゴします。生徒たちや先生方にはいつもどおり、心を込めてお話をさせていただきます。どの学校でも英語の話をするのですが、「強く生きる」話を含めようと思っています。

木村達哉拝

追記
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