今日は一緒にラジオ番組をやっている脚本家のひーぷーさん、マスターズ陸上世界一の譜久里武さん、ラジオ番組を多数持っておられるDJの長濱ひろきさん、ディレクターの阿利さん、ミュージシャンのナオキ屋さん、そして譜久里さんのマネージャーさんと夕食をご一緒しました。
完全に畑違いの方々と話をするのは、楽しいだけではなく、自分にない価値観をお持ちなので勉強になります。人脈というような話ではありませんけどね。教育関係者だけとの話だと視野や視座が似ていることが多いのです。それはそれで確認にはなるのですが、そうじゃない方々との話を持つこともかなり大切です。
特に大人になると、なかなかいろんな人たちとは出会えません。生徒や学生の頃ってクラスなりゼミなりがあるじゃないですか。いろんな人たちがその中にいて、それなりに違う価値観をシェアできます。中には「こんな考え方をして!変な奴だ!」と排除しようとする輩もいますが、そういうのは未熟な人間です。学校ではたまにそういうことが起こるのは、みんな未熟だからです。
自分と違うリズムで生きている人を見ると、まずは「こういう考え方もあるのか」と受け止めるべきです。それを見てどう感じるのかは人によって異なりますが、少なくとも「変な奴だ」と排除していては、自分の成長につながりません。
上記のとおり、大人になるといろんな人たちと出会えるわけではありません。出会えたとしても、似たような人たちとの付き合いが多くなります。飲みに行くのだって、あまり考えが同じではない人たちと「行こうぜ」ということにはなりません。
でも、たまには同質ではない人たちと考えを語り合って、「こういう考え方もあるのか」や「こういう生き方もあるのか」を経験することも必要だと思いませんか。僕の場合、学校という極めて特殊な世界で生きてきましたので、最近は特にそう思っています。
「外に出る」って自分を深める上で、教養を身につける上で、大事だなぁと思っています。内にこもってばかりいても、ルーティンの中に浸っていても、視野は広がりませんからね。さて、問題はどうやって「外に出る」かです。僕は3つしか方法がないんじゃないかと考えているのです。3つ、なんだかおわかりになりますか。
木村達哉拝
追記
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