12月30日って一番中途半端な日だなぁと思って今日を過ごしました。だって、正月の準備をするほど暇でもないし、かと言って何か大きいことをするほどのエネルギーはないし。そんなわけで、さくらの散歩をしたり本を読んだりしながら、ひねもすのたりのたりして過ごしました。
年賀状は?
大掃除は?
書斎、ぐちゃぐちゃやん?
玄関、このままでええんか?
広島にいる娘がいれば呆れ顔で言うんでしょうけれども、生来ぐうたらが服を着て歩いているような人間ですからね。書斎がぐちゃぐちゃでも、だいたいどこにどういう本があるのかはわかっているので、物書きとしてはまったく問題ないわけです。
ただ、やはり大事な人生のテーマとしては「何を為すか、何を遺すか」ですからね。今年は『ユメリー』を3冊、そして『あなたのちからになりたくて』という絵本を創りました。僕が死んだ後に、現在の著作90冊のうち、何冊が残るのかなぁなんて考えます。今は『新ユメタン』や『5Stage英文法完成』が日本中の学校で使っていただいていますが、僕の死後100年経っても残っているなんてことはないでしょう。
その点で、別に伝記になるような人生でなくてもいいけれども、物書きとしては夏目先生や太宰先生のように、死後100年経っても書店や図書館でマインドが呼吸をしている著作を遺せればいいなぁと考えています。
生活はぐうたらであってもいいのです。創作するためのマインドが死んでいなければ。
木村達哉拝
追記
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