先日も書いたが、毎日のようにいろんなところから講演の依頼をいただく。今日は和歌山。開智中学校高等学校の保護者に向けて講演を90分ほどしてきた。人権・道徳専門委員会がご担当ということなので、人権はともかくとして道徳的には極めて不適切な人選だと思われたが、とにかく和歌山まで電車に揺られた。六十谷駅から徒歩5~6分の好立地。
学校長の高松先生とは付き合いが古く、私のセミナーにもちょくちょくいらっしゃる。もう学校長なんだからいいんじゃないかと思うけれども、勉強熱心なんだろう。管理職になると勉強をストップさせるか、あるいはオンラインの手軽なセミナーを気軽に視聴してはこれ見よがしにSNSにアップして「いいね」をもらう程度の勉強しかしない管理職が多いというのに。
メルマガにも書いたとおり、演題に「自己肯定感を高めるために」とあったので、そういう内容の講演をしようかと思ったのだが、考えるに自己肯定感、つまり自信を持って生きていくためには「やった!」とか「勝った!」とかいった経験が必須アイテムとなる。
したがって、いささか演題から外れるかもしれんなと思いながらも、成績を上げる生徒とはどういう特質を備えているのか、どうすれば成績ってのは上がるのかといった話をさせていただいた。多くの保護者がご参加になっていて、最初は私をエライ人だと勘違いして堅い雰囲気ではあったが、最終的にはいつもどおり笑いながら聞いてくださった。
参加してくださった保護者の方々やその子どもたちが、未来を見据えながら努力をされることを祈念している。日本はどんどんシュリンクしていくし、政治家たちはどいつもこいつもな状態ではあるけれども、個人がしっかりと努力することが重要ではないだろうか。政治家が悪いとかなんとか言っているヒマがあったら、あんたが努力すればよろしいということである。
お世話になった先生方、特に高松校長と担当の小田桐先生には非常にお世話になった。なかなかつかまらない私からの連絡が遅くなり、はらはらさせたかもしれない。感謝申し上げるとともに、開智中学校高等学校の更なる発展を祈念申し上げる。
木村達哉拝
追記
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