今日はトレン・デインジャフィールド氏（以下、トレンさん）とジュンク堂書店那覇店で対談をした。実は15日に事前の打ち合わせと称して小禄の居酒屋さんでトレンさんにお会いし、彼の母国であるイギリスについて、特に料理、ブレグジット、スコットランド問題について、いろいろと情報を共有し合った。

と書くと極めて知的な会話をしていたように思われるが、実際のところは私が４度訪問したイギリス旅行で食べた、お世辞にも美味いと言えないイギリス料理について話し、場が盛り上がるといったような数時間を過ごした。結局は事前の打ち合わせなど１秒も行われなかったが、トレンさんの人となりを知ることができ、今日の日を楽しみにしていた。

トレンさんは私の『東大英語リスニング』を絶賛してくださり、長いこと私に会いたかったと言ってくださった。それだけでも物書きとしては光栄の至りである。彼と話し合った英語力向上の詳細についてはこちらに書いたので、ぜひ読んでいただきたい。よければ「スキ」や「フォロー」をお願いします。

継続することができれば英語は誰でもできる。数学などと違って論理的な思考があまり必要ではないし、知識の蓄積や使用頻度がモノを言う教科である。対策的学習をして、たとえば仮に英検などに合格したとしても、継続していなければどんどん力は堕ちていく。

詳細は上記のエッセイを読んでいただくにしても、対談に参加してくださった多くの沖縄の方々が、英語をもう一度勉強し直してみようかなと思われたのであれば、良い対談だったと言えるのではないだろうか。

また、翌日のテレビ番組で対談を取り上げてくださった。（視聴はこちら→ MOBN2002）
テレビで見ると、私はけっこう太っているんだなぁ。テレビ番組を見てダイエットを決意したのは初めてである。

最近は静岡県、愛知県、大阪府、愛媛県の塾や予備校から、授業をしてほしい、講演をしてほしいといったお話を頂戴する。自分はあくまでも物書きであり、文章を書いて糊口をしのいでいるのだけれども、自分の著書を使って学んでいる子どもたちに、英語はそれほど大して難しくはないよという話なり、勉強法を上げるための授業なりができればと思う。そしてその子どもたちが大人になり、英語を武器にして世界中で活躍してくれることを強く願っているのである。

木村達哉拝

追記
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