BLOG / ブログ /

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 寺小屋グループ主催 講演で

寺小屋グループ主催 講演で

2023.03.18(土) 11:00

使える英語とは言うが、英語を使えるレベルというのかレイヤーというのかは人によって異なる。英検準1級レベルで「使える」と思い込んでいる人もいれば、現地でばりばりに「使える」レベルを求める人もいる。勉強方法はどんなレベルでも変わらないが、教材はレベルによって異なる。

『新ユメタン』をはじめとする「夢をかなえるシリーズ」は、英語が話せる・聞ける・読める・書けるようにならないと英語の勉強ってつまらなくないですか?というコンセプトで創ったものだ。加えてAIが進歩していくと、この場面はそれほど高い英語力など必要じゃないなと感じることもあり、英語の勉強がどんどん変化していっているように思う。

たとえば、DeepLやChatGPTに日本語を放り込むと数秒後には英語の文章が出来上がる。それが正しいかどうかを判断する英語力を人間が持っていないとエライ目には遭うが、それこそ英検準1級ぐらいの力があればなんとかなる。一方、ビジネスなりアカデミアなりで英語を使えるようにというのであれば、準1級程度ではどうしようもない。TOEIC900点で初心者というところか。

今日は四国で塾の教室を展開しておられる寺小屋グループ主催のイベントが松山市で行われ、写真のとおり、かなり多くの中学生と保護者がご来場になった。私はその「使える英語」の力を涵養するために必要な要素(語彙力やリスニング・スピーキング力を上げるためのトレーニング)についてお話をした。

この2年間、いろんな塾や予備校でも『新ユメタン』や『ユメリス』や『東大英語リスニング』などを使ってくださるようになり、そういった機関のエライ方々からご連絡を頂戴する。要するに「全面的に採用することになったからいろいろ教えろ」といったものだ。著者としては責任を感じて、そして感謝の意を表するためにも、現地に赴くことにしている。

その中で一人でも多くの学習者が、特別な対策などしなくても上記の英語検査程度であれば即座に対応できる英語力を身に纏い、真のグローバル人材の一員として活躍なさることを願っている。私自身は英語を教える側だが、英語を使う側にまわる人たちをサポートできれば幸甚の至りである。今回、愛媛県の学習者に話す機会を与えてくださった寺小屋グループの方々には心から感謝したい。

木村達哉

追記
無料メルマガ「KIMUTATSU JOURNAL」を配信しています。メルマガを読みたいという方はこちらからご登録ください。週2~3通のメールが私から届きます。勉強について、英語について、幸せについて、人生について、お金について、書いています。