WBCで村上選手が劇的なサヨナラヒットを打った。日本チームのドラマチックな勝利にFacebookでもTwitterでも村上の二文字が躍っている。彼の母校である九州学院高校の先生方もきっと鼻高々だろう。
九州学院高校といえば『新ユメタン』をずいぶん長いこと使ってくださっている。その関係で、同校を毎年訪問し、生徒たちに講演をしたり先生方と交流をしたりを続けている。村上選手も『新ユメタン』ユーザーなので、ある意味では私の教え子である。SNSでそう書いたら多くの方々からコメントを頂戴した。
本を書くというのはそういうことなんだなぁと、自宅で夕食をとりながら考えていた。私と村上選手に交流があるわけではない。しかし、私の本を、勉強したかどうかは置いておくとしても、村上君は3年間授業で開いていたわけである。「木村達哉」という記号を毎日目にしていたのである。私と夏目先生や太宰先生が今もつながっているのと同じである。著者として感慨に浸るぐらいのことはさせていただきたい。
自分の本の読者が世界で活躍するのを見るのは心地よい。なにやら我が子がサヨナラヒットを打ったような気分である。決勝戦は、同じく『新ユメタン』ユーザーである宮城大弥選手(興南卒)が登板し、アメリカチーム相手に好投してくれればいいなと密かに願っている。
木村達哉
追記
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