昨日のポストにも書いたとおり23日だけ予定がなく、ホテルにこもって書き物をするかと思っていたところ、県立橘高校の高篠先生から「であれば、うちのバドミントン部員に講演してよ」と軽めのオファーをいただいたので、いそいそと出かけていった。
橘高校、東大に多くの合格者を出すような高校ではないにしても、福島大学などの国公立大学への合格者を多数輩出している高校である。私が話す部員たちもそれなりの大学を狙っている生徒たちだと思われたので、私自身の人生を振り返りながら、勉強のモチベーションについて、人生について、さして役に立つとは思えないにしても多少は大切だと思われる話をさせてもらった。
生徒たちは『新ユメタン』を使っているわけではないので、私に対して「誰だこれは?」という雰囲気で始まったものの終始柔らかい雰囲気で、講演というより近所のおっちゃんが喋っている体で彼ら彼女らは話を聞いていたように思う。そもそも私の講演などはそんな感じで聞いてくれるほうが気楽でいいのだ。
最後に、勉強をやってりゃなかなか成績が上がらないとか今日は勉強したくないとか学校行くのうざいとか、いろんなブルースがあると思うねんけど、なんとかそういう気持ちを2日3日連続で持たないように自分を奮い立たせるのだって人生の勉強やからな。せいだい頑張りやと言うと、生徒たちはみな真顔で頷いていた。
バドミントン部員限定のトークがどういうものになるのか、自分にもよくわからないまま始まったのだけれども、生徒たちの姿勢よろしく、いい感じで終わったように思う。機会を与えてくれた飲み友達に感謝しよう。
木村達哉
追記
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