愛媛の寺小屋グループに呼んでいただいて講演をしたのはもう１か月以上前のこと。課長の平尾さんから当日の質疑応答で回答できなかったぶんの質問を送っていただき、キムタツチャンネルでお答えし続けている。

英検で合格するためにどうすればいいか（これ）、高１で英語が苦手なのだが何から始めればいいか（これ）、英語ができて何になるのか（これ）など、十個の質問が届いたので順番に答えているのである。と言っても自宅にいない日もあるので、時間のある時だけということにはなるが、かなり誠実に答えているつもりである。

そりゃま、企業とタイアップしたYouTuberたちの動画に比べれば再生回数は微々たるものだけれども、それでも考えてみてほしい。どこにでもいる普通のおっさんの動画を何百人もの方々がご覧になっているというのは、なかなか大したものじゃないか。

Twitterも然り、先日、佐藤君のお母さんの発言を堀江貴文さんや西村ひろゆきさんや茂木健一郎さんが批判したブログ（これ）をTwitterに貼り付けたところ、なんと25000回もの表示がある（要するにそれだけの方々に見ていただけた）と言うではないか。のべ人数とは言っても、えらいこっちゃなぁ、ものすごいこっちゃなぁと思っているのである。

それほど売れっ子の物書きでもないし、まだ59歳の若さなのでこれからますます頑張らないといけないのだけれども、それなりには先生先生と言っていただけたり動画やTwitterのアクセスが多かったりすると、あまり褒められた経験のない私はとんでもなく木に登りたくなる時がある。

要は、いい気になるのである。これはよろしくない。

大御所なり達人なりには程遠い人間であるからして、腑抜けた状態で朝を迎えた日には、昨日のブログに書いたとおり、鏡を見ながら自らを戒めている。お前なんかほんまに大したことないねんぞ、と。ええ気になっとったらほんまえらい目に遭うで、と。

心底そう思っている限りは大丈夫な気がするし、そもそもあまりエラそうなキャラクターでもないので、これからも誰よりも腰を低くして、それでも自分を大切にして、攻撃されるようなことがあれば顧問弁護士の津久井進先生にお任せしながら、しっかりと自分を鍛えながら、楽しく愉快に生きていこうと思っている。

ま、それにしてもこんなおっさんの動画をチャンネル登録してくださっている皆さん、いつもTwitterやFacebookやnoteやInstagramにフォローなり友達申請なり「スキ」なり「イイネ」なりをしてくださっている皆さんには心より感謝し、誰も見たり読んだりしてくださらなくなるまでは続けていくつもりである。

書くまでもないが、本業は本の創作なのである。浅田次郎先生が、作家が無料で文章を書くとはけしからんと書いておられるので、あまり動画やSNSに現を抜かすことのないよう、あくまでも趣味の範囲内でやっていこうと思っている。

木村達哉

追記
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