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Exposure

2023.05.09(火) 10:00

珍しく体調を崩した。若い頃から体が弱く、持病のぜん息に苦しめられてきた割りには、それほど大きい病気をした記憶がない。昨夏、東北行脚から帰宅した翌日だったかに38度の熱が出たときは、ついにコロナに当選したかと医者に駆け込んだが、PCR検査の結果は「落選」。

9日間の発熱の原因はわからないままであったが、それなりには食欲旺盛で、残念なことにそんなにも熱が続いていたのにも関わらず体重は落ちずにデブをキープした。いつもお世話になっている甲子園の名医からはあと一日熱が続いたら県立病院に入院させると告げられていたのだが、滑り込みセーフであった。

世間が翻弄されているウィルスにも、こんなに日本中を移動しているにもかかわらず、感染することなく来たのだけれど、寄る年波には勝てなくなったのか、日頃の運動不足が抵抗力を弱めたのか、それとも体内アルコール消毒が不足し過ぎているのか、とにかく体調を崩した。熱が出た。今日が3日目。なんだこれは。

が、ベッドに横になりながら考えるに、奉公しているわけではないので出勤の義務はない。熱が出ましたという報告の電話も要らない。そう考えれば、薬を飲んでゆっくりと寝て待つよりほかない。多少の苦しさはあるが、人生の大きな苦しみに比べれば、こんなのは屁でもない。

早く治さないと迷惑をかけるのは出版社の面々で、それはそれで気が引けるっちゃ気が引けるのだけれども、体調が悪い人間から取り立てるほどやくざな人たちではなかろう。いや、さすがにこのまま何ヶ月もということになれば書籍のほうは出版計画に係わるだろうし、模試のほうは編集者が青ざめるだろう。しかし、まさかそんなことはないはずだ。

そんなわけで、これを読んでいる仕事関係の皆さんには多大なるご迷惑をおかけして申し訳ないのですが、スマホも切って横になっております。ただ、まさか遅くまで本を読んでなんかいないでしょうなとか、よもやパターの練習などしていないでしょうねとかいったご指摘をくださる方がいらっしゃるとすれば、よく私のことをご存じでと申し上げるより他ない。

木村達哉

追記
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