今年は久しぶりに英語教師塾を開催することになった。コロナで3年間できなかったので嬉しく思う。次回が第20回記念なのに思わぬ邪魔が入ったが、ようやく開催できる。いろんな方々からうちを使ってくださっていいですよと申し出を頂いたが、多摩大学目黒高校に決まった。

英語教師塾、要するに学校枠を超えた研究授業である。全国から集まった先生方の前で授業をするのである。授業が終わると分析会がある。もしかすると厳しい意見が、でも愛の溢れるアドバイスが、投げかけられることになるかもしれない。が、誰にも悪意はない。もし授業者を傷つけるような言い方をしたら、私から厳しく叱責される。年上の先生であっても。

8月10日の午後から行われる。神奈川・聖光学院高校の高木先生が参加希望者の受付フォームを作ってくれて、いよいよチームキムタツでの受け付けが始まった。教室の広さの関係で、以前のように定員150名というような規模にはできなかったが、続けることが大事なのである。

受け付けが始まって6時間ほどで、定員まであと8席となった。高木先生から送られてきた名簿を見ると、青森、宮城、福島、大阪、福岡、佐賀、鹿児島…遠くから東京の多摩大学目黒高校を目指していらっしゃることがわかった。授業希望者も数名。ようやくコロナ前に戻った気分である。参加された先生方には、参加してよかったと、そして自分の授業のクオリティーが上がりそうだと、思ってもらえるように運営しよう。

木村達哉

「沖縄の風に吹かれて」の第6話をアップしました。沖縄の学力テストが都道府県別ランキングで最下位だったのですが、そもそも成績を上げるために必要な要素を満たしているかどうかを学校や教育関係者が考える必要があるのではないかと考えています。コラムはこちらです。