今月の沖縄ステイは２泊３日。ラジオ番組「キムタツ✕ひーぷーのオキナワ・ジモトーク」の収録があり、今回も素敵なゲストをお迎えすることができた。役得だなぁと思う。あと7か月ほどで還暦を迎えるが、この歳で初体験をさせてもらえるのはありがたいことだ。このぶんだとどうやらボケそうにない。

パーソナリティとしてこの番組を担当することが決まったのは昨年９月。ラジオ沖縄のディレクターさんから誰か沖縄に会いたい方はいらっしゃいませんかと言われて困った。沖縄にいる知り合いはどなたもラジオに出演するような著名人やタレントではないからである。

でも、それがいいんじゃないでしょうかとひーぷーさんがおっしゃったこともあり、まずはジュンク堂書店の森本エグゼクティブ・プロデューサーや琉球新報社の関戸さん、興南理事長の我喜屋先生をゲストにお招きした。が、それ以外の知り合いとなると、宜野湾の飲み屋のオヤジとかよく行く大衆食堂のオバアとかになる。ま、それはそれで面白いんだろうけど。

ダメ元で「知事に会いたい」とか「上間陽子さんに会いたい」とか申し上げたところ、いろんな方々のご協力を頂戴し、出演していただける運びとなった。ありがたいことである。お話を伺えば伺うほど、沖縄にはこちらの興味をかきたててくださる方々がたくさんいらっしゃるんだなということがわかってきた。

デニー知事や上間先生以外にも、陸上世界一の譜久里武さん、天描画家の大城清太さん、板画家の名嘉睦稔さんなど、沖縄でご活躍の方々にお越しいただき、なかには譜久里さんのように沖縄に戻るたびにグラスを傾けるようになった方々もいらっしゃって、なかなかに楽しい沖縄ライフである。

毎週火曜日19時30分スタートの同番組。実はウチナーンチュだけでなく、radikoのおかげで東京、神奈川、山形、福島、大阪などの知り合いからも連絡を頂戴する。ひーぷーさんの急なフリにボケられなかったなと言われるのは実に悔しく、次回の収録こそはと作家業とは無関係の勉強を続けざるを得ない。

スポンサー企業の進学塾ガゼットさん次第ということなのだろうけれども、同番組をいつまでも続けられることを願っている。なお、リスナーの皆さんからのメールがなにより嬉しいので、番組宛に感想メールをお送りいただければ幸甚の至りである（アドレスはこちら）。

木村達哉

追記
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