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山口県立萩高等学校訪問~基礎からやれ!

2023.06.16(金) 12:00

県立萩高校を訪問するのはこれが7年連続7回目。今回ご担当くださったS先生に、「先生より前から萩にいるんですよ」と言うと笑っておられた。最初に担当された先生もその次の先生も、萩高校にはいらっしゃらない。校長先生も昨年からの先生。古株のような顔をして学校に入った。

『新ユメタン』を全学年生徒が使っているというご縁もあって毎年呼んでいただける。こちらも萩に毎年来れるなんて幸せを手放したくない。宿泊先はいつも萩高校が予約してくださるが、どこに泊まっても部屋から海が見える。したがって、部屋からこういう写真を毎年撮っては家族や友達に送って羨ましがらせている性格の悪い私である。

高1生と高2生には基本的な英語の伸ばし方について話をした。そもそも中学で勉強を始めた英語が苦手というのは、要するに中学英語ができていないからである。授業では高校用の教科書を使用しているのだろうけれども、自宅学習では自分が苦手な中学英語を埋める努力をしなければ、いつまで経っても浮かばれない。塾に行っても無駄である。自分で苦手を潰す意識を持たねばいけないという話をした。

高3生は数か月後に共通テストを受ける。『夢をかなえるリーディング』と『大学入試英語リスニング合格の法則』を使って、どうすれば共通テストの英語で高得点が取れるのかという話をした。教材は私の著作を(そりゃ使ってくれれば嬉しいが)使わなくても、どの教材であっても考え方や勉強法は同じである。いずれにしても肝となるのは語彙&文法と読む/聞く量なので、そこだけは寝ても覚めても意識し続けるように伝えた。

お勧めの問題集ってありますかと聞くヒトがいるが、英語の土台である語彙力と文法については、やる気さえあればなんとでもなる。実際、私は高2の夏頃には悲惨な英語力であったけれども、このままではアホのまま死ぬことになるなと一念発起し、高2秋から単語と文法にフォーカスして勉強をした。級友は赤本のような演習本を使っていたが、1年後は私の偏差値のほうが圧倒的に高くなっていた。

あとは生徒たちがやるかどうかだけである。懇親会にお集まりになった先生方から、来年の日程を早めに決めましょうと言われて幸せな気持ちになった。来年も呼んでいただけるのだ。日程にもよるが、とんぼ返りではなく、ゆっくりと萩を散策したいものだ。帰りは若いU先生に東萩駅まで送っていただいた。スーパー萩号に乗れば1時間で新山口駅である。

木村達哉

追記
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