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半年の計

2023.06.30(金) 11:00

英語指導者向けにメルマガ(Daily KIMUTATSU)を配信している。これは2005年からずっと続けていて、現在では4500名ほどの先生方が登録しておられる。無料のMLなので(と言っても管理費年50万円は私が払っているが)気軽に登録していただいている。

5月末に配信したDaily KIMUTATSUに「今年も半分が過ぎましたね」と書いて、多くの方々から「生き急いではいけませんよ」やら「1年は12月まであります」やらのご連絡を頂戴して大恥をかいた。この程度の間違いは、そそっかしい私の場合、間違いのうちに入らんだろうと訂正をせぬまま1か月が過ぎた。

今日のメルマガで「本当に半分が過ぎました」と書いて、これまた多くの先生方から笑顔いっぱいの文面のメールやらLINEやらを頂戴することになった。とにかくもう半分が過ぎた。月日は百代の過客にしてと言ったのは松尾芭蕉だが、時間が高速で旅をしているのを、特にこの年齢になると感じる。

これまたメルマガで書いたことだが、「一年の計は元旦にあり」と言うけれども、であれば「半年の計は7月1日にあり」でもいいのではないか。過ぎた半年が相当上手くいったという向きはそのまま「一年の計」を睨みながら過ごせばいいだろうが、私のような天性の野良を地でいくような方の場合、どうせ正月に立てた計画など破綻しているはずだ。

このまま下半期を破綻した計画のまま過ごしても構わないという方はそういう生き方もいいのだけれども、いやまぁやっぱりそれなりに充実させたいという方は、今日と明日で「一年の計」を修正した「半年の計」を立ててもいいのではないかと思う。

私の場合、上にも書いたけれども「一年の計」が思うとおりにいった試しがない。臨機応変に軌道修正をしていかなければ、どうにも日常をだらだら過ごしてしまい、結局は気がつくと何もせぬまま大晦日を迎えることになる。まだ隠居するには相当早い。やり遂げたいことは多い。

そのために6月20日あたりから「半年の計」を立て直し始めた。愛用しているノートの罫には正月に書きつけた計画が箇条書きになっている。が、残念ながら上半期は点数にすれば20点である。5つ作ったto doのうち1つしか終わらせていないのだから20点。

残りの半年で4つとも終わらせるのは至難の業なので、せめて2つか3つぐらいはと思い、新たなる計画を書きつけた。あまり欲張って3つにすると大晦日につくため息があまりにも深くなるような気がして、最低でもこの2つはと思ったものを、その代わりに絶対にやりきってみせるぞというファイティングスピリットを筆圧に込めて、ノートに書いた。

さぁ、果たして。大晦日にノートを元旦からめくりながら酒を飲むが、下半期も駄目だったかと嘆きながら飲むことのないよう、やる気の炎が下火になることのないよう、自分のお尻を叩き続けよう。

木村達哉

追記
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