先月末に福岡で英語指導者を対象としたリスニングとスピーキングの指導法セミナーを開催し、多くの学校と塾の先生方にご参加いただいた。福岡はいつも男性率が高く、そのまま男ばかりの懇親会になだれこむことも珍しくないのだが、今回は女性の先生方のご参加がかなり多かった。

ま、もちろん男性が多いから気合いが抜けるとか、女性が多いからエネルギー量が高くなるとか、そういったことは決してない。いや、本当にない。ない！ないと思う！ないんじゃないかな？

が、懇親会に女性が多いと話題が上品になるのだねということが今回の最大の発見であった。普段は教育や英語指導の話をしていたはずなのに、気がついたらオマエタチハイッタイナンノハナシヲシトルノダという状況になりがちだが、先月のセミナーではそんなこともなく、それぞれの先生方の抱えておられる悩みに乗ったりなどしているうちにお開きの時間となった。こういう懇親会もやろうと思えばできるのだ。

参加してくださった大分の明豊高校の先生が、ぜひブログやnoteなどに使ってくださいと、生徒たちが私の『新ユメタン』や三省堂の『毎日続けるシリーズ』を持っている写真を何枚かくださった。生徒たちには使用許諾をとっていますからどうぞどうぞ、ということだったので、今後は使わせていただこうと思う。

こうして私が創った本が日本中で、そして実は海外でも、たくさんの方々に使っていただけるのは本当に幸せなことだ。タブレットの導入で紙の教材を購入する費用がとおっしゃる学校が増えている。それでもこうしてやはり紙のほうが使いでがいいという理由で採用していただけるのはありがたいことだ。

来週は富山県立魚津高校と富山高校を訪問して、『新ユメタン』や『ユメリス』、『５ステージ英文法完成』などを使っている富山の子どもたちに話をするが、また明豊高校にもお邪魔して大分の子どもたちにも話ができればいいなと考えている。

木村達哉

追記
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