この土曜日は名古屋に佐鳴予備校からの依頼で共通テストリスニングの授業をすることになっている。オンラインでの授業なので生徒たちがどんな表情をしながら受講しているのかわからないのが残念ではあるが、230名ほどの高校生が受講するということである。気合いを入れてもらおう。
え?私が気合いを入れるんじゃないのかって?
いやいや、教員が気合いを入れたところで点数は上がらないのである。頑張るのは生徒のほうであって、教員のほうはメソッドやらストラテジーやらを淡々と説明し、最後の最後に人生の先輩としてのメッセージを述べるのみである。そもそもオンラインではパッションまでは伝わらない。
日曜日はコトバンクからの依頼で東京は渋谷。YouTubeやらTiktokやらInstagramやらに様々な英語勉強動画がアップされているのはご存じのとおり。その何千何万もの動画の中でグランプリを選ぼうという無謀な企画の審査員になってくれないかと依頼を受けたのである。
適任とは思えないけれども、やったことがない仕事というだけでやる価値は十分ある。コトバンクから送られてきた数多くのエントリー動画を視聴する毎日を過ごしてきたが、ようやくこれはというものをいくつか選んでおいた。ここのところ、そんなものばかり視ているからか、目と頭の中がチカチカしている。コトバンクに労災申請せねばなるまい。
というわけで、土日は名古屋と東京にいる。ダイエット中ということもあってあまり飲む気にはならないが、東京ではせっかく知った顔がいる。軽くひっかける程度なら医者もうるさくは言うまい。
木村達哉
追記
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