情報科と英語科とでトークイベントをやったら面白いだろうなと思っていたところに大妻中学校・高等学校の加藤先生にお会いした。渡りに船とお願いしたら二つ返事で引き受けてくださった。これが今回のイベント実現の経緯である。
東京は田町駅から歩いて1分のところにあるスペースで、トークイベントを開催した。思っていたとおり、英語科の教員にとっては予想できないようなお話を伺うことができた。スペースは満席。おそらく参加してくださった先生方も満足してお帰りになったのではないだろうか。
加藤先生の発言はメルマガに挙げることにする。過激に聞こえたかもしれないが、要するに正直にお答えくださったのである。どうしてLINEを公的に使わないほうがいいのか、どうしてとあるアプリがまずいのか、どうして…どうして…を論理的にお答えくださった。非常に説得力のあるお話だった。
タブレットを使ったから成績が上がるというものではない。むしろ、授業においてはタスクが増えるのだから使い方を考えなければならない。こんなことだったら紙の教材でよかったじゃないかという先生方も多数おられるはずだ。では、どう使えばいいのか、どういう考え方をすればいいのかを、知っておくことは必要なのではないか。
これからも情報科の加藤先生とのコラボイベントは行っていこうと思う。関西や九州の先生方から、こちらでもやってほしいというご連絡をいただいている。我々教員だけでは動けないので、主催してくださるアルクや朝日出版社などが許せば、日本のあちこちで同イベントを開催しよう。
木村達哉
追記
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