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明星中学校・高等学校にて

2023.09.19(火) 09:40

今日と明日は東京は国分寺にある私立明星中学校・高等学校にお邪魔し、『新ユメタン』や『毎日続けるリーディング』を使っている生徒たちに講演や授業である。羽田空港から東京駅へ、そして中央線で国分寺駅へ。そしてタクシーで同校に到着したのが今日の昼過ぎ。

同校の福本眞也校長先生とは長い付き合いである。さらに教頭の高木先生、高山先生とも、彼らが大阪の学校にいらっしゃる頃から深いつながりを築いてきた。また、近藤先生は福島県での英語ボランティア活動に積極的に参加してくださったお陰で幾度となく杯を交わし合った。

ご存じのとおり、日本はどんどん小さくなっていく。7年後の2030年には北海道の人がまるっと消えるぐらいに人口が減少する。17年後、27年後となると尚更で、この国は果たして存続していけるのかと心配するレベルである。昭和時代のようにそれなりの大学を出てそれなりに就職すればなんとか生きていけるだろうという国ではなくなる。

どういう勉強をして、どの程度まで自分のレベルを高めるかは、若い人たちの最大のテーマではないだろうか。「この大学を出ました」ではなく「私にはこういうことができます」とアピールできる能力ポイントを作っておくことは大切だろう。英語は、狙うレベルにもよるが、努力が報われやすいアイテムだと私は考える。

今日は高校生たちに講演を1本と授業を1本済ませた。特に語彙と読む力は聞く力と話す力の礎となる。一足飛びに力が伸びるわけではないので、少しずつの積み上げを意識しながら勉強することだ。結果が出ないからといって勉強をストップしてしまうと、伸びるはずであったものも伸びなくなってしまう。それはスポーツ選手にしても芸術家にしても同じだろう。

今日の話を聞いた生徒たちが、英語を勉強してみようかなと思ったのであれば講演と授業は成功だったと言えるだろう。現在の成績が駄目だからといってこれからも駄目に決まっていると諦めるのは夢のない話である。ジアタマが良くないとかどうせ無理とかいった呪いを自分にかけることなく、努力を重ねてもらいたい。

木村達哉

追記
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