9月26日。今日は久しぶりに酒井社長とゴルフを楽しんだ。彼がアルクの大阪支社長だった頃からの付き合いなので、もうかれこれ20年近くになる。何歳なのかは存じ上げているが、何歳なのかわからないぐらい元気である。その点だけは見習いたい。
ゴルフは西大和学園の教員だった二十代からやっていた。が、どうしてせっかくの休みの日を潰してまでこんなくだらないものをやるんだろうと思っていた。上手い人にはたまらなく面白いから空いた時間にゴルフレンジ(練習場)に通い、土日にもなれば自然を人工的に切り開いたゴルフ場に向かう人たちが多いのだろう。
が、スコアが130からちっとも縮まらないゴルファーは、どうやって上手くなるかを考えるよりもむしろ、どうやって誘いを上手く断るかに腐心する。ドライバーにまともに当たることはなく、せっかくグリーン近くまで行ったのに、いきおいよくダフォ!と土を叩いてばかりいる。あれで面白いと思う人間がいたら、そりゃかなりの変態だ。
5年ほど前か、まったくの無趣味だった自分の人生を振り返って、このままでいいのかと考えた。仕事に追われ、友達は年々減っていき、気がついたら人生を楽しんでいるというより時間を浪費しているように思えた。せっかく生まれてきたというのに、である。全然楽しんでいないじゃないかと。
よし、なにかひとりで始められるものを始めようと考えた。結論として、ゴルフを真剣にやることにした。真剣にやるからには成績を上げねばならない。スコアを縮めねばならない。成績を上げるためには何よりも自習時間の確保が重要である。スクールには通ったが、あまり役には立たなかった。それよりも自習時間を徹底して確保したのがよかった。英語の成績を上げると同じである。
今日のスコアは96。昨年の年間アベレージが97.8で今年が95.1だから、アベレージが2.7も縮まった。要は、年齢を1つ重ねたのにも関わらず上手くなったことになる。これは自分で言うのもナンだけれども努力の成果だと思う。講演でホテルに泊まって素振りやパターの練習はできずとも「自習」は確保している。おそらく来年はもっと成績が上がるだろう。自分の成長を見るのは何歳になっても楽しい。
自習をしなくなったらきっと堕ちる。そこが何よりも鍵である。
木村達哉
追記
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