9月29日。酒田西高校の生徒たちに授業を2コマやって帰宅した。明日は熊本なので、ゆっくり休んで疲れを取ろう。と言っても、さすがに59歳にもなると、風呂に入ったり寝たりするぐらいではヘドロのように粘り強い疲労感はなかなか取れず、重い荷物を背負ったまま移動するのが常である。
よっこいしょ。やれやれ。ふえぇ。ほえぇ。
なにかにつけ、我知れず声が出る。校舎の階段を4階まで上がらねばならない時もあるが、脳内にはロッキーのテーマを流さなければならない。あれはなんて曲だったか。ダカダカダカダカダン!ダン!ダン!そうだ、SurvivorのEye of the Tigerだ。
疲れているときは寝るに限る。睡眠は心と体の修復作業をしてくれるので、睡眠が不足すると体だけでなく気持ちも弱くなる。19時であろうが20時であろうが、疲れているなと思ったら寝る。大事なのは翌日に持ち越さないことだ。持ち越したくないのになかなか取れないのが疲労感なんだけれども。
最近はお酒を飲むときも翌日を考えるようになったのは実にツマラナイ。40代は午前2時まで飲んでも平気で翌朝から元気に授業ができたが、50の声を聞くと体はまるで9月の蝉のようになる。あれだけ元気だったのになぁと、自分でも思うのだから情けない。酒を飲むと肝臓が弱るので、どうしても翌日は体がだるい。59歳の私にとってはだるいなんてもんじゃない。背中に象が乗っているんじゃないかと思うほど体が重くなることがあるのだ。
こういうことを言うと爺むさいけれども、健康あっての物種。起きているときにどれだけ高いパフォーマンスを発揮するかが仕事(なり勉強なり)の最重要ポイントなのだから、明日の熊本で人さまにご心配をおかけしない程度には元気でいよう。というわけで、まだ20時にもなっていないけれども寝ます。
木村達哉
追記
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