10月3日。火曜日は「キムタツ✕ひーぷーのオキナワ・ジモトーク」放送日である。一昨年9月27日からスタートした同番組もいつまで続けさせてもらえるんだろうと思っていたら先ごろ１周年を迎え、現在は来年１月までのゲストが決まっている状況である。今日のゲストは(株)SRJ社長の堀川直人さん。

沖縄に縁とゆかりのある方をお迎えし、その方の人生を振り返りながら沖縄の今を見つめようというトーク番組である。いろんな方々の過去を振り返ることで現在の沖縄の姿が見えてくるんじゃないかというコンセプトであるからして、デニー知事にしても芸術家の方々にしても市井の人々にしても、生まれてから今までを語っていただくことになる。

若い頃はよく勉強ができましたという方もいらっしゃれば、クソヤンキーでしたとおっしゃる方もおられる。ずっと沖縄で生きてきたという方、生まれは県外だが沖縄に移住してきたという方、生まれは沖縄だが県外や国外に移住したという方、いろんな人生があって面白い。

バディの真栄平仁さんのトーク力は流石のひと言で、どんどん話を進めてくださるから助かっている。ホストが私だけだったら「ほぉ！」「へぇ！」「そりゃまた！」という相槌に終始し、ラジオを聴いてくださっている方々からの批判は免れないだろう。収録のたびに、ひーぷーさんには申し訳ないことだなと思ってばかりいる。

こういう番組は自分の人生と比較しながら聴くから面白いんじゃないか。NHKの「ファミリーヒストリー」とは違って、出演者は著名人とは限らない。サラリーマンの方、サラリーマンだったが思い切って自分の会社を興した方、学校の校長先生などもいらっしゃる。過去のピンチで自分ならどうしただろうと、そしてこれからの人生をどうするだろうと考えながら、聴いていただければと願う。

今日は堀川社長、来週はミュージシャン、その次は元教員の方と続いていく。私などは自分の番組の放送を聴きながら腹を抱えて笑ってばかりいる変な人間だが、やはり面白いと思う。日本中の方々から「今週も大笑いした！」というご連絡が届くのを嬉しく思っている。スポンサー企業の進学塾ガゼットさんには深く感謝し、これからも続けられるようにと願っている。

木村達哉

追記
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