11月21日。雨って急に降ってくるんだなぁという思いをしている。こちらに落ち度があるわけではないのでNothing I can do.なのだけれども、最悪のことを考えながら待っているところである。具体的に書けないのは申し訳ないが、要するにそういうことがあったということだ。

他人の評価である「いいね」の数を競うレースからはとっくの昔に脱退した。そんなことより、愛する人が笑顔でいるか、心と体の健康を大切にしているか、今日が人生最後の日であれば今からやることを果たしてやるのかを常々チェックしながら生きている。要は、自分の人生を生きている。

そりゃ、自分の文章に対する評価は他人がしてくれるのだろうけれども、仮にそれが低いとすれば仕事が来ないだけのことである。書いてくれという依頼が来ているのだから、何も気にせず、しかし甘えずに自分を鍛えていればいい。仕事が急になくなるとすれば、私が堕ちたときであろう。

書いたものが世の中の方々に読んでいただけるのを待っている状態で、そのプロセスがストップすることは無い。脱稿したあとは然るべきプロセスを経て出版社が世に出してくれるのだから、こちらは待っていればいいのである。刊行日が来れば、新聞の場合は発行日が来れば、私の文章は日なたに出る。

ただ、今回はその過程に少し瑕疵があったようである。雨がいつ止むのか私にはわからないけれども、待つより他に方法はない。ニライカナイの神々に思いをはせ、今はどこにいるのかわからないが私を愛してくれた両親の笑顔を思いながら、待つより他に方法はない。待つのはあまり好きではない。

木村達哉

追記
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