12月3日。Gakkenから『3ステップスピーキングドリル』を2月1日に刊行するが、それに際してセミナーを二度開催することになり、今日がその2回目である。昨日と同様、本来なら対面で行いたいGakkenと木村サイドの思惑ではあったが、オンラインのほうがより多くの方々にお伝えできるだろうということで、オンラインセミナーとなった。
結果、学校と塾をあわせて300名ほどの先生方がお申し込みになった。参加者がどれぐらいなのかはウェビナー形式なのでわからないけれども、きっとそれなりの数にはなったのではないだろうか。スピーキングの指導に特化してお話をさせていただいた。
驚くべきことに、まだ刊行されていないにも関わらず、新刊の注文をしてくださった先生方もおられたらしい。今日だけで1000部もの未刊本の注文が入ったとのこと。著者としてはセミナーでお話しした家庭学習と授業でのトレーニングのツープラトンで、成果を上げていただければと願う。
英語を話すトレーニングには2種類。
基礎トレは『新ユメタン』などを使ったクイックレスポンスのトレーニングである。「夢をかなえるために努力する」という日本語を聞いたら即座にmake efforts to realize my dreams.と、「夜が明けかかってきた」と聞くと即座にDawn is going to break.と、日本語を即座に英語に直すトレーニングである。『ユメタン』や『ユメジュク』はそのための本である。
実践トレはさまざまなトピックについて英語を作って話すトレーニングである。「日本って少子化が大変らしいけど実際どうなの?」と海外で尋ねられたと想定し、英語で話すのである。Gakkenの新刊2冊で28トピックを話せるようになる。
この2つのトレーニングを繰り返しているうちに、徐々に英語が話せる体質ができあがってくる。
私の新刊はその2つのトレーニングをどちらもしていただく本である。そりゃかなりタフだとは思うけれども、どちらも段階を踏んで行ってもらうので、指示に従いながら、特に実践トレでは辞書を使いながら行うことになるので、大切なのは能力よりやる気である。
英語の新刊を出すのは2年ぶり(2021年に『夢をかなえる英語リーディング』を出して以来)であるが、Gakkenから出す『3ステップ英語スピーキングドリル』が代表作になればいいなと、そしてなにより英語が話せるようになる日本人が増えればいいなと願っている。
木村達哉
追記
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