12月19日。アルクから拙著増刷の連絡が入り、笑顔いっぱいの日となった。『ユメブン①』『新ユメタン⓪』『ユメリス①』『ユメリス②』『ユメタンライティング』などなど、えらいたくさんの本が印刷所のお世話になることが決まったようだ。
特に『ユメブン①』の増刷は嬉しい。『新ユメタン』と『東大英語リスニング』のように年間に何万部も売れるわけではない。せいぜい1万部も売れれば今年はよく出たねという会話が行われる。しかしながら、同書はけっこうな良書ではないかと英文法の問題集ではないかと自負している。
各ユニットでは、文法のドリルに答えた後にそれぞれの文法項目に基づいたリスニングと英作文(できればスピーキングをした後にライティングをしてほしい)に取り組むことになる。外国語の醍醐味は聞ける話せることで、その土台としての文法であるという気持ちで取り組んでほしい。
以前から何度も書いているとおり、増刷や重版という言葉が一番好きだという物書きは多いのではないだろうか。朋友のMr. Evineも「好きな言葉、『脱稿』か『増刷』か迷いますねぇ」と言っているが、私もそうである。本が売れないことには飯が食えないのだから当然だろう。
来年2月1日にGakkenから新刊が出る予定になっている。先日、脱稿したのでSNSに書いたところ、物書き仲間からおめでとう!のコメントを頂戴した。その本もGakkenの担当者から「増刷です!」というメールがいただければいいなと願っていますところである。
木村達哉
追記
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