12月21日。今日からしばらくは沖縄で過ごす。空港に降りたったら風が冷たく、劇団o.z.eの「ビューティフル・サンデイ」を観るために訪れた先週の沖縄とはぜんぜん違うやないかと、誰にこぼしていいのかわからない文句が口から出た。

今回の用事は明日の興南ティーチャーズとの忘年会、23日はおきなわ学びのネットワークと沖縄私学振興会の共催で開催する教員向けの勉強会、25日と26日のラジオ番組収録である。人間ドックの結果を受けて禁酒しているので、よっぽどのことがない限り、太らないだろう。

しばらく沖縄に滞在すると確実に太る。理由の１つは酷暑である。特に5月末あたりから11月までは蒸し暑くてとてもウォーキングなどできない。330号線をジョギングしている方々を見るに、どうしてあんなに軽快に走れるんだろうと思わざるを得ない。こちとら酷暑の中で歩けるほど体は強くない。

さらには定食のライスが驚くほど大盛りなのである。どの大衆食堂のご飯も、少な目にしてくださいと言っているのに親の仇のごとく盛ってある。出された食事、特にコメを残すのは罪と育てられた当方がどんな気持ちでその山盛りをいつも見おろしているか想像していただきたい。普段は嬉しい大盛りも、ダイエットには天敵となる。

さらには酒である。沖縄の宴会はスタートが遅く、終了が遅い。キムタツさん、夜8時半スタートでいいですかと言われることはざら。関西にいると、夜8時はすでに寝落ち待ちの読書タイムである。8時半から始まった宴が朝方まで続くこともあり、その頃には、お腹は妊婦さんのそれである。

今回は酒を飲まないので３つ目はないにしても１つ目と２つ目は気をつけて過ごそう。寒いので動いても大丈夫だろうし、ご飯についてはできる限り自炊をする計画である。毎日の筋トレ、素振りなどを怠らなければ、28日に帰宅したときの体重は、たとえば夏の沖縄ステイのようではあるまい。

そんなことを考えながら宜野湾に到着した。到着したときのお腹は膨れ上がっていた。空港で売っているポーク卵おにぎりがデカすぎるのだ。こんなところに落とし穴があったかと思いながら、しかし途中で捨てられない貧乏性もあって２つのおにぎりを完食した。あと３時間ほどで夕食である。

木村達哉

追記
メールマガジン「KIMUTATSU JOURNAL」を無料配信しています。読みたいという方はこちらからご登録ください。週２～３通のメルマガが私から届きます。勉強について、英語について、幸せについて、人生について、お金について、書いています。