大晦日。世間は政界も芸能界も経済界もスキャンダルまみれで報道を見てはうんざりする一年の〆となった。ただ、個人の十大ニュースを書いても読む人には苦痛だろうから書かないけれども、私個人としてはそれなりの一年だったなと日記を読み返している。
家族が誰も大きい病気をしなかったのが何よりである。5月にコロナが第五類に分類されたまさにその日に感染したが、数日間の幽閉生活を送っただけで済んだ。持病のぜん息の発作は一度も出なかった。人間ドックの結果は良くなかったが、養生すれば命に別状はなさそうである。家族も然り。家人もさくらも大病を患うことなく、笑顔で過ごす一年となった。
仕事のほうは、もう少し書きたかったなという思いはあるが、その気持ちが来年のエネルギーになるだろう。行く先々で良くしていただき、訪問した学校では木村達哉事務所に飾る価値のあるウェルカムボードを頂いた。先生方からはお土産を頂戴し、うちの納戸はお心遣いで溢れている。
翻訳家の山本史郎先生にお会いすることができ、翻訳と和訳の違いについてお話を伺えたのもいい経験となった。彼と一緒に著作を出せればいいなと願っているし、実際に少しだけれども動き始めている。『赤毛のアン』の翻訳者と仕事ができる日が来ることを強く願っている。
明日から2024年だが、変わらない一年にならないよう、少しでも成長できるよう、来年の大晦日には相変わらずの一年でしたねと言うことのないよう、しっかりと仕事をしていこうと思う。私の仕事は書くことである。しっかりとそこはぶれることなく、物書きは物書きとして仕事をしていこう。
最後に、
このブログも18年目が終わり、19年目に入ります。多くの方々に読んでいただいている幸せを噛みしめております。いつも読んでくださってありがとうございます。来年もまたお付き合い賜りますよう、お願い申し上げます。皆さん、良い新年をお迎えください。
木村達哉
追記
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