1月15日。岡山の目崎先生が、例年どおりに『新ユメタン①』と『新ユメタン②』の出現率を調べてくださり、ご連絡をくださった。彼女には頭が上がらない。長年にわたってご採用くださっているばかりか、このような目に見えやすいデータをくださる。

ピンクのマーカーが『新ユメタン①』である。同書の1000語を完璧に覚えておくだけでもかなり楽な闘いだったのはご理解いただけるのではないだろうか。ブルーのマーカーが『新ユメタン②』。同書は二次試験レベルだが、そこまでやっておくと、要は上の画像の語全てが注釈で与えられているようなものであり、したがって楽勝だっただろう。

共通テストの語彙レベルはかなり易しくなったように思う。そのぶん、文科省が標榜する「考える力」よりも情報処理能力がますます必要になったように思う。語彙数は昨年とさほど違わないが、大問５と６で該当箇所を探すのに苦労した受験生が多かったかもしれない。

いずれにしても終わったことなので、持ち点を携えて自分が入りたい大学に向かえばよろしい。ここから二次試験までの40日ほどで急激に伸びることはないが、それでも堕ちることはあるのだから油断せずに取り組むことである。

木村達哉

追記
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