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黒柳徹子さんの番組で

2024.01.18(木) 08:00

1月18日。ある俳優の方(申し訳ないが、ほとんど誰も知らないのでお名前は失念した)が英語を話せるようになった勉強法について黒柳徹子さんに語っておられた。毎日100語。今日覚えた100語を明日も明後日も一週間継続し、海外ドラマの出演時に通用する英語力を習得したというお話であった。あれ?まさに『ユメタン』のコンセプトじゃないかと思って聞いていた。

もしかして彼は俺の本を使っているのか?とわくわくしながら聞いていた。毎日100語をせめて7日間繰り返し、英語→日本語、日本語→英語をクイックレスポンスで変換できるようにというのが『ユメタン』のコンセプトである。彼が私の本を使っていないとしても、背中を押された気持ちだった。

50語ずつでもいいが、それだと反復回数を2倍繰り返さねばならないのは算数である。できれば100語。毎日100語をしっかり覚える。そして(どうせ明日にはかなり忘れているので)同じ勉強を翌日にもする。その次の日にも。7日間続ける。1ユニットが100語になっているのが『ユメタン』である。

先日も書いたが、今年の共通テストでも『新ユメタン①』からの出現率が高く、北海道から沖縄まで、たくさんの学校のたくさんの先生方からお礼のご連絡を頂戴した。しかし、『ユメタン』シリーズは日本一の単語熟語集だと自負してはいるが、やるかどうかは生徒次第であるし、生徒たちを動かすのは先生方のパッションである。先生方に私の想いが伝わったということだし、先生方のご指導の賜物である。

昭和時代はなにかとスペリングを覚えさせられた。今ではスペリングを多少間違えたぐらいでは大学入試でほとんど減点されないそうだし、大学や会社に入ったあとは仮に間違えたとしても赤い波線部分で右クリックする能力があれば十分である。

大切なのは「意味と音」であり、さらにはクイックレスポンスができることである。読み書きが得意なAIの出現で、ますます英語学習は話す聞くにウェートが置かれるようになるかもしれない。多くの生徒たち、もしくは大人の方々が、クイックレスポンスを念頭に置いて単語学習をしてくれればと願っている。

そして、英語が話せるようになりたいという日本人の夢をかなえるために作った『ユメタン』が、そういった人たちにお役立ていただければ、著者としては感無量である。

木村達哉

追記
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