1月19日。腰痛が激痛につき悶絶の巻。何の呪いか、真っ直ぐ歩くのもじっと座っているのもしんどいのだが寝ていると寝返りもうてないものだから、結局は座ってこれを書いている。ゴルフをしたのが火曜日だから影響が金曜日に出たのだとすれば、神経伝導速度の遅さはステゴザウルスの如し。
こういうときに健康の大切さを痛感する。健康第一とは言うが、なにも大病を患っていない状態を健康と呼ぶわけではない。あちらこちらが痛い、精神的にイライラする、気持ちがダウンして何をする気も起こらない、これらはすべて健康とは呼べない状態である。
そういう意味では人生において健康でいられる時間はあまり長くないように思える。入院するレベルではないにしても、病的状態である期間をぜんぶ合わせると、私の人生は病気だったなという人も少なくないのではないか。
奈良で勤め人をしていたときは管理職からの圧力にたいていイライラしていたし、灘校でも気をつけていないとそういう状態に陥りそうになっていた。正門をくぐって嘉納治五郎像の横を通る際に冷たい汗がどっと吹き出したことは一度二度ではない。
現在は宮仕えをする立場ではないのだから、病気になると収入のうえではなんの保証もなく、管理を怠った我が身を悔いる以外にない。三年前まで以上にスケジュール管理なり体調管理なりをしなければならないなと思うに至っているのは腰痛のお陰である。来週にはおそらくとは思うが、治癒するまではゆっくり過ごすことにしよう。
木村達哉
追記
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