1月31日。ダイエットを本格的に開始して約1か月。飲み会には出てもビールも芋焼酎も日本酒も飲まずにホットウーロンを注文し、ちょっと小腹が空いたなと思ってもじっと手を見る…いやほんまに、これはなかなかですわ。少し体重を落とそうかなという程度のダイエットでは挫折する。
今回は医師からの命令である。脂肪肝をなんとかせよということであるから、子どもの頃から意外と聞き分けの良い人間であった私としては、それに粛々と従うのみである。これが自分が勝手に始めたことなら、ええい!もういい!と止めていることだろう。プロの命令が持つ力は強い。アドバイスではなくオーダーなのである。
すでにチャンネル登録をされている方なら「お」と思われたことだろうが、月末の中間発表をさせてもらった(これ)。66.6kgあった体重が見事に、とまでは言わないにしてもそれなりには落ちている。結果が出ると嬉しいもので、もっともっとという気持ちが強くなる。
ただ、ここで急ぐとろくなことはない。炭水化物を抜く、3食しっかり食べない、こんにゃくだけ食べるといった不健康なダイエットをすると、見るも無残な体形および見た目になることを私は知っている。炭水化物ダイエットに「成功」したある著名な英語の先生が意気揚々とその素晴らしさを説いておられたが、周囲がドン引きするほど見た目が変わっていたのである。
毎日見ている自分の顔の変化には気づかないものだ。体重を落とすことには意味がない。健康になることが大切なのだ。周囲は「痩せましたねぇ!」と言ってくれるが、裏にまわると「えらい劣化したね、あの人」などと言っているのである。それならデブのほうがいいじゃないか。
動画で話したが、とりあえずは4月まで続ける。それ以降も健康であり続けるための努力は続けようと思っているけれども、今回のスーパーダイエットに関しては4月の再検査まで。それまではホットウーロンを焼酎お湯割りだと思いながら飲むことにしよう。
木村達哉
追記
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