2月12日。山口県で塾経営をされているTさんという方からご連絡を頂戴した。Gakkenの『3ステップスピーキングドリル』とアルクの『ユメリス』と『ユメリー』を塾で採用しようと思っているのですがとのこと。どうすればいいでしょうかと仰るので、Gakkenの飛田さんとアルクの植元君に連絡した。
今日は建国記念の日の振替休日で会社はお休みなので、連絡は火曜日になると思いますよとTさんにお伝えしたのだけれども、驚いたことに私が彼らにMessengerを送った5分後にはTさんへの連絡が完了していた。仕事の速度は情熱の高さを表すが、Gakkenとアルクのお二方のエネルギー量には感服する。
休みの日にまで仕事する(させる)なんて!との言い分はわかる。しかし、極めて合理主義のアメリカであっても休日に出社して自分の仕事をしている人たちも少なくない。彼ら彼女らは優秀で、任されている責任はしっかり果たすぞという考えの持ち主がかなり多い。
勤め人が休みの権利を主張するのは当然である。それにそれほどガツガツしたいわけではないという人はそれでいい。しかし、ひと様以上の熱量で仕事をしてやるぜという人たちもかなりたくさんいらっしゃって、私はそういう人たちが、男であれ女であれ、大好きである。
かく言う私は勤め人ではなくなったが、そっちのタイプである。休日に職場に出ていくのは嫌いではない(遅くまで残るのは仕事のクオリティーが明らかに落ちるので嫌だけれど)。私の本が山口の塾で使ってもらえることになればいいよねと二人には伝えた。きっとTさんも笑顔になってくださったはずだ。いい休日になった。
木村達哉
追記
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