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沖縄県立首里高等学校にて

2024.02.16(金) 07:00

2月16日。首里高校で保護者対象に講演をする。首里高校はもう何度目の訪問だろう。以前は英語科の先生方から『ユメタン』を使っている生徒たちに講演に(あるいは授業に)来てくれというオファーが毎月のように届いたものである。

その先生が八重山高校や読谷高校などに異動になってから、龍潭池を通ることはあっても正門をくぐることはなくなった。私としては少し寂しい思いをしていたので、生徒たち対象ではないにしても久しぶりの訪問に心が躍ったのは言うまでもない。

首里高校と言えば、甲子園の土を船から捨てることを余儀なくされた1958年のエピソードが有名である。沖縄が日本本土となってからは同大会への出場がないけれども、生徒たちは勉学に部活動に励んでいる高校である。国公立大学に100名以上が進学する立派な公立校である。

私が毎月のように訪問していた頃とは違い、校舎が美しくなっていた。当時は4階の視聴覚教室に上がる私に先生方が「ベランダには出ないでください。万が一のことがあってはいけないので」と仰った。落ちることはないですよと言うと、ベランダそのものが落ちる可能性があるとのことであった。

今の首里高校は非常にきれいで、首里城のすぐ近く、さらには進学実績も上がっているということで進学希望者が多くなるのは間違いないだろう。

保護者の方々には「こんな親の子は落ちる」という刺激的な演題でお話をさせていただいた。18時スタートという遅い時間の講演ではあったが多くの方々がおいでくださり、終わってからも質問をたくさん投げてくださった。生徒たちにも講演をと仰るので、その折にはご連絡をお願いしますと申し上げた。これからまた同校を訪問する機会が増えればと願っているところである。

木村達哉

追記
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