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くるちの杜100年プロジェクトに参加して

2024.02.18(日) 01:00

2月18日。沖縄だけは夏やんかと言いながら、宮沢和史さんと平田大一さんが10年以上続けておられる「くるちの杜100年プロジェクト」の大切な活動である草刈りに参加した。要するにくるちの木が育つように月に一回、第3日曜日の朝から雑草処理をしているのである。

昨日の「鬼鷲」公演の余韻が心地よく、読谷村座喜味城跡公園までハスラーを飛ばした。一番乗りだったところに私のやる気を感じてもらえるはずだ。平田大一さん、宮沢和史さんに前日のお礼を述べ、いよいよ草刈り。毎日スクワットをしているといってもぜんぜん鍛えていないことを思い知らされた。

平田大一さんと宮沢和史さんから演技指導を受けているように見えるが、この辺りは終わったので次はこの上にまいりましょう!と、極めて元気な南島詩人から雑草を処理する場所の指示を受けているところである。今回初参加の方はいなかったが、前回参加したときは和歌山からいらっしゃった観光客もお二人おられた。誰でも気軽に参加できる、いわばマンスリーイベントである。

三線を作るのに必要なくるち(黒木)。その黒木は沖縄ではほとんど採取できず、多くを輸入に頼っているのである。生育に100年かかるという黒木の苗木を毎年植えるプロジェクトを始めたのが宮沢さんである。危機感を抱いた宮沢さんが、当時は県の部長をしておられた平田さんに窮状を訴えて始まったと伺っている。

100年が経ってこの黒木がどなたかの三線になるのであれば、この程度の腰痛などナンテコトナイワイと気持ちを奮わせ、私も雑草めがけて鎌を振り続けた。

沖縄で十年ほど前から教育支援のボランティア活動を続けているが、こういった沖縄の未来につながる活動に参加させていただけるのは、そして微力とも言えないほど微々たる力しかない私ではあるけれども、光栄の至りである。

時間の許す限り、そして平田さんと宮沢さんから戦力外通告を受けるまでは、これからも参加させていただこう。皆さんもぜひご一緒ください。

木村達哉

追記
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