3月3日。山形東高校1年生の授業を3時間終わらせて帰宅した。驚くほど疲れていないのは、先生方と生徒たちの熱量が高かったことが原因だと思う。昨日とは違い、今日は高1生徒が対象だったので、点数の上げ方というよりむしろ、基本的な英語力の身につけ方を話した。
点数の上げ方と英語力の上げ方は≒ではあるが=ではない。後者にはスピーキングの要素も入る。できれば新高3生にも英語を話せるようになっては欲しいけれども、今年の秋には受験をする生徒もいるだろうから、昨日はあまりスピーキングには言及しなかった。
高1の生徒たちには、しっかりと読めるようになって欲しい。そのうえで誰かが話している英語を聞き取れるようになって欲しい。さらには英語を正しく話せる・書けるようになって欲しい。そのためにもこの1年は最低でも読むと聞くについてはめちゃくちゃ頑張れよと話した。
音読は『ユメリー①』の文章を使い、素読、オーバーラッピング、シャドーイングなどを織り交ぜながら10回ほど行ったが、自分でやるときは日本語を見ながら元の英語に戻せるようになるまで30回から50回は休憩を取りながら音読するよう伝えた。やるかどうかは生徒たち次第である。
進路の棚村先生から、来年は3月1日と2日にお願いしますと「予約」をいただいた。昨日授業をした生徒たちの卒業に立ち会えるなら嬉しく思う。高1の生徒たちには、来年も呼んでもらえそうだから、それまでに必ずリスニング力を高めておくようにと「宿題」を出した。
お世話になった先生方には心から感謝申し上げます。来年も楽しみにしています。私もそれまでにさらにパワーアップしておきますので、よろしくお願いします。
木村達哉
追記
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