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山梨県立山梨高等学校にて

2024.03.08(金) 04:10

3月8日。山梨県立山梨高等学校で講演3時間。同校での講演は初めてだが、実はコロナ禍にオンラインで生徒たちに話したことはある。ただやはりオンラインだと、確かにインフォメーションは伝わるのだがパッションまでは伝わらないので、その点では効果が期待できない。今年は訪問できてよかった。

さすがに3時間ぶっ続けでは生徒たちが気の毒なので、二部構成とした。第一部は「人生の授業」。どうやって生きていけば幸せになるのか、そもそも幸せって何なのか、勉強は何のためにするのか、お金はどうやって稼ぐのか、どうやって死んでいくのか等について話をした。

特に生涯賃金の話と人口減少の話では真剣な表情で頷いていた。おうちが自民党の麻生さんのように大金持ちならそれほど勉強せんでもいいねんけど、そうじゃなければしっかり勉強して自分のレベルを上げやと言うと、大きく頷いていた。

休憩時間には『新ユメタン』にサインをしてくれという子どもたちが行列を作った。お利口やなぁ、ええ子やなぁ、このボロボロは勉強しとるなぁ、頑張るねんでなどと声をひとりずつかけながらのサイン会となった。それが15分間。

第二部は「英語の成績の上げ方」。特にリスニングとスピーキングについては、『新ユメタン』を使った英語の基礎トレが役に立つので、生徒たちと一緒に声を出した。日本語が流れた瞬間に英語に直すクイックレスポンス(=瞬間英作文)を毎日やりやぁと言うと、なるほどこうするのかと頷いていた。

前日は、同校の久保寺先生と、これまた『新ユメタン』をご採用の県立都留高校の先生方も交えて懇親会を持った。おとなしい生徒たちなので反応が薄いかもしれませんと仰っていたが、何をかいわんや、生徒たちは講演では笑うべきところで笑い、メモを取るべきところで書きつけ、声を出すべきところでは音読を繰り返していた。

生徒たちの多くは大学に進学するのだろう。でも、大学に行くぐらいのことは現在の子どもが少ない日本ではまったく難しくはない。むしろそこがスタートラインである。大学ぐらいは行けるけれども、無能のままだと厳しい未来が待っているので、なにか武器を身に纏えよと話して帰ってきた。

彼ら彼女らにとって有意義な時間であったなら嬉しく思う。久保寺先生をはじめとする山梨高校の先生方、そして都留高校の先生方にはお世話になった。心からお礼申し上げます。これからもお付き合いくだされば幸甚の至りです。

木村達哉

追記
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