3月24日。せっかくの好天につき、座喜味城跡と残波岬まで足を伸ばした。前者は琉球王国統一後の国の安定に尽力した名将であり、築城家としても著名な護佐丸が築いた世界遺産である。読谷村にあり、城壁の石積みの美しさは沖縄の城(ぐすく)の中でも随一ではないだろうか。
座喜味城は標高が高くて約130メートル。晴れた日には那覇まで見渡せるし、夕陽が東シナ海に沈むのを楽しむことができる。城壁の幅が厚いので城壁の上に立つことができる。周囲に遊歩道があって、展望台のような場所からご覧のような風景(↓)が楽しめる。入場料無料でいつでも入れる。なのにそれほど混んでいない。城門前にある鶴亀堂のぜんざいは絶品。
よって、座喜味城は私の超お気に入りの場所なのである。
この城のはずれに「くるちの杜」がある。宮沢和史さんや平田大一さんが中心となって作られた杜である。くるち(黒木)は三線の棹となるが、今は不足していて輸入に頼っている。くるちの杜100年プロジェクトと名付けられた活動に、あまり貢献できてはいないが私も微力ながら参加させていただいている。月に一度の草刈り(雑草処理)である。
那覇から車で1時間もあれば行ける場所なので、沖縄が好きな向きは是非訪問していただきたい。ちなみに第3日曜日の朝9時から、上記の活動(くるちの杜の草刈りを行っている活動)を行っているので、参加できる方は是非お越しください。鎌はこちらにあるので、軍手だけご用意ください。
木村達哉
追記
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