4月1日。今日から新学年とは言ってもどこに出勤することもなく、福岡の余韻を心地よく感じながら広島に住む娘を訪ねた。孫に会うのは初めてで些か緊張したけれども、すでに1歳になっている孫娘は笑顔で迎えてくれた。彼女の写真をアップするほどアホではないので、ご勘弁いただきたい。
コロナ禍ということもあり、1年以上前に生まれた孫に会いにいくのは憚られた。政治家は昨年5月に景気回復を願ってコロナはもう大丈夫だと発表したが、かといって万が一のことがある。私のように日本中飛び回っている人間はどこでどういうウィルスを拾っているかわかったものではない。
初めて会う孫、娘、私の3人が当然なのだろうけれども顔が似ていて、なんとも不思議な気持ちになった。可愛いのは可愛いにしても、人間というのはこうして少しずつ自分のかけらが残っていくのだなぁと、私が死んでもこの子の中には私のDNAが少しだけ残るのだなぁと思えば感慨深いものがあった。
広島での滞在時間は短いものだったけれども、途中下車してよかった。人生についていろいろ考える機会になった。娘と孫が幸せに生きてくれれば私も幸せである。昭和時代とは違う激動のこれからを彼女たちには幸せに生きていってほしい。
かく言う私もまだまだ生きる予定をしているので、年一回の人間ドックは欠かさずに、健康に注意しながらやりたいことをやって生きていこうと思う。ホームドクターからの「ストレス、喫煙、睡眠不足が早死にの三大要因」という言葉を常に念頭に置いて、「その日」が来るまで幸せに生きよう。
木村達哉
追記
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