4月18日。明日の高知高校および日曜日の第一ゼミナールの講演資料を作成する日となった。高知高校は『新ユメタン』をはじめ、私の著書を非常に多くご採用くださっている学校で、社会科のM先生が日頃からなにかとLINEをくださるものだから、勝手に親近感をいだいている。

このセンバツでは広島の広陵高校に敗れたけれども、それでもセンバツに３年連続で出場するのは大変なことである。センバツに何年間も出場していない県も多いというのに。スポーツでは有名だが、進学にも力を入れておられ、昨年の秋に高知でタクシーに乗ったところ、運転手さんが「いい学校でしょ」と言っておられた。

ここのところ毎年呼んでいただいていることもあり、校長先生をはじめとする何人かの先生方とは「おぉ！」「ども！」な間柄となっている。明日は高１生に進路についての講演をし、高３生に英語の授業をすることになっている。多少でもお役に立てば嬉しく思う。

日曜日は第一ゼミナールの講師の方々に、英語の指導法についての講演である。嵯峨さんから特に話してほしいコンテンツをいただいたが、特に語彙学習についての話を深くしてほしいということだったので、それに基づいて資料を作成した。

講師の方々の中にはおそらく経験年数の浅い方もおられるだろうし、うまく教えられずに悩んでおられる方もおられるだろう。若いうちはそれでいいのである。むしろ、悩まなくなったら終わりで、威風堂々としているのに限ってタチが悪い。私の話が、いつもどおり失敗談を交えながらお話をさせていただくのだけれども、お役に立てば幸甚である。

いつまでこうして講演ライフを続けるのかはわからないが、ひと様から求められているうちが華と考えている。あいつはいつも同じ話をしているからもういいやと言われるまでは続けていこう。

木村達哉

追記
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