4月25日。アルク植元君から連絡があり、テレビ局からの出演依頼が入ったという。聞くと、地上波の人気ドラマとのこと。ついに大河ドラマかもしくは朝の連続テレビ小説からの出演依頼が届いたのかと腕ぶしたが、どうやら話が違うようだ。
そのドラマの中で用いられる小道具として拙著が使われるらしく、著作権者である私に許可を得るためにテレビ局がアルクに連絡をし、担当の植元君からMessengerが届いたのである。考えてみれば演劇が好きなだけでなんのトレーニングもしてこなかったおっさんが人気ドラマに出演できるわけがない。
この画像に写っている8冊の著作がそのドラマに「出演」するらしい。試合や舞台に出る我が子を見守る親の心境であるが、せめて俳優さんたちの邪魔にならないようにと願うばかりである。『ユメタン』や『東大英語リスニング』のシリーズは比較的よく知られている子たちだが、へぇ、こんな本もあったのかという著作まで出演させていただけるのは嬉しく思う。
長いことテレビドラマを見ていない。毎週楽しみにしていたのは「寺内貫太郎一家」や「ありがとう」「西部警察」あたりにまで遡らねばならない私だけれども、せめて我が分身たちが出演する回ぐらいはテレビをターンオンするのもいいかと考えている。
木村達哉
追記
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