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沼津高等学校にて

2024.05.10(金) 01:00

5月10日。昨日は沼津市立沼津高校を訪問し、拙著を使っている高2生徒たちに講演を行った。これからの日本がどう縮小していくか、どういう勉強をしておかねばならないか、どう生きたほうがいいと思われるかについて、生徒たちにじっくり考えてもらった。

学校に着くのが早すぎた。担当の八木先生が「授業を見学されますか」と言ってくださったので、遠慮というものを知らない私としては喜んで教室への階段を上がらせてもらった。授業中の先生に廊下から会釈をすると、室内に入っても良さそうな空気を醸し出してくださったので、これまた遠慮なく入らせてもらった。

最後列の生徒たちが整序問題に困っていたものだから、悪い癖が出て個人レッスンをさせてもらった。「形容詞と名詞ってくっつくやろ? そうするとこれ全体が名詞のかたまりになるのわかる?」「はい、わかります」「そしたらやな、動詞はどうなるねんってことになるやん?」などと会話しながらのレッスンをさせてもらった。貴重な機会をくださった女性の先生に感謝申し上げたい。

講演では来年「おとな」になる高2生徒たちに、けっこう人生ってのは長いから、自分の人生をしっかり考えて生きないと後悔することになるよというような話をさせていただいた。生徒たちはここかしこで挟むボケやらツッコミやらノリツッコミに大笑いしながら、頷きながらよく聞いてくれた。

終わってからは控室に20人ほどの生徒たちがやってきて、拙著にサインをしてくれと言うので、サインするからにはしっかり英語の勉強をしてくれよと言いながら、一冊ずつ気持ちを込めてサインをさせてもらった。みんな笑顔だった。とてもいい学校であるように思う。

お世話になった先生方にはお礼申し上げたい。拙著がお役に立てば幸甚である。富士山は残念ながら見えなかったけれども、次回はよく晴れた日に訪問できれば嬉しい。

木村達哉

追記
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