5月28日。特になんの用事もなかったので、ひねもす執筆および読書と外国語の勉強。昨日のブログに書いたとおりだが、書くためにはインプットが必要だ。本を読み、考え、思ったことを吐き出す。それが執筆である。午前中の頭が働く時間に執筆を、午後から読書をするのが理想である。
いろんな方々から本をもっと紹介してほしいと言われるが、紹介するために読んでいるわけではないので、気が向いたときだけこういう形で書評を書くことにしている。
ここのところ黒田先生のご著書を読むことが多く、そのおかげで随分と外国語熱が高くなったので一旦離れ、基本に戻ってというのも変な話だけれども向田邦子先生の本を読んでいる。名人の日本語に触れては自分の日本語力の低さに落ち込むが、これも勉強の一部である。凹みながら成長するのだ。
外国語の勉強は英語とドイツ語である。英語に関してはキムタツチャンネルで話したとおり、1つのことしかやっていない(これね)。日によってかける時間は違うけれども、10分から120分ほどを英語に費やすことになる。ドイツ語はまだ駆け出しの小僧なので、ひたすら独文法と独単語である。
子どもの頃は60歳の男性をジジイだと見做していたけれども、実際にその年齢になって思うのは、動かねばジジイになってしまうなということだ。新しいことにチャレンジしたり、今の自分をもっと伸ばそうとしていれば、ジジイにならずに済む。起きてから時間を惜しんで自分を鍛えるうちはジジイではないように思う。
まだ十代や二十代なのにジジイになってしまった人たちを見ると、思っている以上に人生は長いぞと声をかけたくなる。たかだか東大に合格したぐらいで胸を張っていると、あっという間に周囲からジジイ扱いを受ける。これからがスタートなのだという意識を何歳になっても持ち続けることだ。
何歳までアクティブに脳と体が動くのかはわからないが、それらが働いている限りはなにかしら新しいことをやっていくようにしよう。今の自分を超え続けよう。今年はこれを、来年はあれをと、シン・自分を創っていく人生を送ろう。そうすれば、私は一生ジジイにならないで済むのである。
木村達哉
追記
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