6月10日。ブログは毎日更新と決めていても書く時間が取れない日もある。そういう場合には、日記を後から書くことになるのはご容赦いただきたい。それにしても飽き性の私が2005年から19年間も続けているのだからもっと褒めていただいてもいいと思うのだが、謗られることはあっても褒められることのない人間につき、自分で自分を褒めてばかりいる。
ブログ19年間継続は、ある方のアドバイスに基づいている。自宅は神戸市岡本の不動産会社から購入したものであるが、そこの営業マンが拙ブログの愛読者だったのだ。インターネットで見つけた家について問い合わせを入れると、当時住んでいた灘校の社宅に彼が飛んでこられた。その方のアドバイスに従っているのである。
実は私、キムタツ先生のブログを愛読しておりましてねと仰ったときには口から胃が出そうな気持ちになった。今でこそ絵本やエッセイなども書いているが、当時は英語リスニングやらリーディングやらの本しか書いていなかったし、ブログを読むのも大概は灘校の生徒か保護者だと思っていたからである。
ひとつだけアドバイスさせてください。営業担当としてのアドバイスです。優れた営業マンはクオリティーよりクオンティティーにこだわります。頻度が落ちると営業成績は落ちます。いくらいいトークをしてもダメです。営業でブログをされているわけじゃないのは重々承知。でも、頻度は上げてください。できることなら毎日書いてください。
当時は毎日どころか、月に10日ほどしか更新していなかった。したがってカウンターはあまり動かず、更新する意味がないようにも思い始めていた。意外と素直な私は、それなら10年ほど毎日続けてみようと思い立った。途中でSNSやnoteの登場もあり、ブログではなくそちらに移行するかとも思ったけれど、オールドメディアと謗られてもブログを続けてきた。
リンクをFacebookやTwitter(X)に貼り付けていることもあり、それなりの方が毎日お越しになる。読んで、自分ならどうかと考えるきっかけにしていただければ嬉しい。たまにはクスっと笑っていただければ幸いである。このブログ、今月末には19歳の誕生日を迎える。飽き性の私だが、1つぐらい続けているものがあってもいいんじゃないかと考えている。
木村達哉
追記
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