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静岡にて、二日目

2024.07.07(日) 10:00

7月7日。こと座のベガ(織姫)とわし座のアルタイル(彦星)が激突する日である。この両星は15光年離れているので、今日の逢瀬が可能となるとすれば、どちらかが15年前に出発していなければならず、したがって年に一回会うなど到底不可能であるという説明を静岡でしたのは私である。

静岡の二日目。初日の様子はこちらに書いたので、よければお読みいただきたい。まずは参加者の先生方(の塾や学校)の長所や抱える問題点などをぶっちゃけながらの自己紹介。そのあとはアルク植元君によるプレゼンで、特にディズニーファンタスピークを使った英語学習とAI単語テストについての紹介があった。いずれも『ユメタン』採用校と採用塾は無料で使って頂ける。

それが終わると私から英語長文の指導法についての説明。何語からを長文と呼ぶのかはわからないが、それが500語程度の短い文章であれ、1500語程度のものであれ、読み方は同じである。実際の文章を使いながらお話をさせていただいた。腑に落ちたと言ってくださった先生方の声が嬉しかった。インプットは常にアウトプットを伴って完結するのである。

全日程を終了後は、富士市でランゲッジヴィレッジを見学。合宿制の語学学校である。入口を入るとそこから先は日本語厳禁。マネジメントをされている秋山さんの説明を聞きながら、実際に授業をお受けになる先生方も。二日間の研修でかなりお疲れだと思うのに、さらにあと一泊ランゲッジヴィレッジで、今度は生徒として学ばれるというエネルギーに驚いた。

秋山さんと小一時間話したけれども、こういう施設は貴重である。英語ネイティブと話す機会を持つことができ、自室でも英語のみで日本語は禁止という徹底ぶり。日本は英語教育熱が高くない国なので経営は大変だとは思うけれども、学校や塾で英語を学んだあとは、つまり座学をしたあとは、こういう施設で実際に使ってみると効果的だろう。

静岡での二日間が終わり、夜に自宅に帰ってきた。不思議なほど疲れを感じていなかったのは、やはり参加者のエネルギー量が高かったからだろう。明日から反動が来るんだろうなと思いながら、二日間の教材を見返していた。授業もセミナーも復習が大切かつ必要なのである。講師も然り。

多くの方々の笑顔、笑顔、笑顔に包まれる二日間だった。幸せな二日間だった。金谷さん、全国からご参加してくださった塾と学校の先生方、アルク植元君と金子君、ランゲッジヴィレッジの秋山さん、そして初日の晩の講演に来てくださった子どもたちと保護者の方々、宿泊施設のスタッフの皆さん、お世話になりました。期待していた以上に充実していました。またお世話になることを希望します。

木村達哉

追記
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