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余暇

2024.07.08(月) 08:00

7月8日。本当はこの日にゴルフを入れていたのだけれど、さすがにキャンセルして自宅で静養した。点滴から静岡二日間を経ていきなりの炎天下では、いくら楽しいゴルフであっても心から楽しめるわけがない。それでなくても思ったようにスコアが出ずに苦しむに決まっているのに、疲労や酷暑で苦しみが加速する。

蕁麻疹が全快したわけではない。静岡に集まった先生方のおかげで心は充実しているけれどもおそらく体はそれなりに疲れているだろう。ここは得意の「眠くなったら寝、食いたくなったら食う」という生活を二日間送ることに決めた。普段はヒトの言うことを聞かない私だが、今日明日は外に出るなと警告しているYahooニュースに従うことにする。余暇を楽しむ。

こういうときに動画などを見ると視神経が疲れることを知っているので、スマホは極力手にしない。本を手に座椅子に座り、飽いてきたな疲れてきたなと思ったら目を閉じる。しばらくその状態にも飽いてきたらまた読み始める。コーヒーを飲む、英語を聞く、また本を読む、気の利いた表現を暗唱する、思い出し笑いをする、そんなことをしているうちに日が暮れていくのである。

余暇の過ごし方が下手な日本人が多いと言われる。海外観光地のビーチに行くとオプショナルツアーは日本人だらけで、水着姿で読書している外国人とは好対照である。せっかく獲得した余暇を「楽しまねばならない」という強迫観念で台無しにしてしまう日本人も多いのではないだろうか。なにもしないという選択肢があっていい。

静岡は楽しかったなぁ。あの先生がこういうことを言ってくれたなぁ。また来年もとおっしゃっている先生もいたなぁ。明後日から千葉かぁ。それが終わると東京と富山やなぁ。富山の魚は美味いんやろうなぁ。ビールは飲めないけど楽しみたいなぁ。こういうことを夢想しながら時間を過ごすのもまた幸せの一部なのである。

木村達哉

追記
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