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富山県立魚津高等学校にて

2024.07.18(木) 10:00

7月18日。起きてから少し富山駅近辺をウォーキングしたが、いやもう暑いなんてもんじゃない。危険やなぁとアルク植元君にMessengerを送ったら、おそらくホテルの部屋で涼んでいる彼から「やばいです」と力の無い返信が届いた。僕が戸外で感じているやばさと彼のそれとは違うように思ったが、とにかく暑くて、一歩を踏み出すのにも結構な体力を要した。

あいの風とやま鉄道を利用して富山駅から魚津駅へ、そして魚津高校へと移動した。体育館がエアコンが効いてキンキンに冷えていればいいねんけどなぁと二人で言いながら控室へ向かおうとすると、1枚目のウェルカムボードが迎えてくれた。この後、ホワイトボードへのイラストを含めて何枚ものウェルカムボードを目にすることになる。昨年に続いて来訪する私を笑顔にしてやろうと生徒たちが描いてくれたのだろう。

講演会場はエアコンで冷えたホールで、これは延長しても大丈夫やなぁと言いながら生徒たちと笑いあった。同校では富山高校同様に『ユメタン』だけでなく、『3ステップスピーキングドリル』『5ステージ英文法完成』をご採用で、生徒たちは私の著書を毎日のように開いている。つまり、毎日のように「木村達哉」という漢字を目にしている。本人が目の前にいるのだから、講演前から談笑できるのである。

講演終了後、今度は東大や東北大などの難関大を目指す生徒たちへの特別講義。高1から高3まで、40人ほどが教室に集まっていた。将棋部が描いてくれたウェルカムボードを見て思わず笑ってしまったが、極めて真剣に、どうすればその大学に入学できるのか、英語はどういう点に気を付けて勉強すればいいのか、灘校時代の経験に基づいてお話し申し上げた。

富山高校と魚津高校、まずは先生方に感謝したい。いつも拙著を使ってくださっているうえに、生徒たちに話す機会を与えてくださったことに深く感謝申し上げます。また、生徒たちには自分の人生を俯瞰しながら、しっかりと自分を鍛えてほしい。英語はやって損にはならない。少なくともひとつは武器を、自分だけの何かを、作っていってほしい。

暑くて体力的にはかなり疲れたけれども、帰宅してからぐったりとならなかったのは、おそらく富山の人たちがエネルギーを与えてくださったからだろう。明日からしばらくは自宅生活が続くが、いただいたエネルギーを今度は執筆に生かしていこうと思っている。

木村達哉

追記
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