8月2日。昨日は年に一度のメディカルチェックアップであった。一昨年は「肺に影があります」、昨年は「デブですなぁ」と言われた。今年は体重を数キロ落とし、冬から春にかけて禁酒をして臨んだ。最大68kgは確かにデブであった。身長が高いならまだしも、ほとんどの男性を見上げる私としては太りすぎであった。

太っている自覚は全くなかったが、数字を突き付けられるとぐうの音も出ない。近所の医者にかかったところ脂肪肝だとのたまう。死ぬ思いで間食と酒を一切断って４月の検査に臨み、大いに褒めてもらった。このままいけば脂肪肝どころかがりがりになるんじゃないかとも思われたが、ここにきて暑さに邪魔をされた。暑くてウォーキングなどできないのである。

で、人間ドックである。ウォーキングがあまりできていないので（とは言っても夜８時ぐらいに30分程度は歩いているだけどね）不安だったが、それが的中した。つまり、今年も「まだまだ太ってまっせ」と言われたのである。酒は一週間に１日も飲まない。二週間に１日というペースなので、明らかに飲酒性ではないが、肝臓の数値が高いことがわかった。

そんなわけで、ダイエットなのかどうかはわからないが、とにかく再スタートを切ることになった。なにを？ダイエットをである。68kgを62kgまで落としたのにまだまだデブだということだから、医者が言う「標準体重」にまで落としてみせると決めた。だいたい56kgということだから、あと６kgである。

さすがに一か月に2kg以上落とすと不健康らしいので、1kg / monthと決めた。自動的に体重が落ちていくのはしょうがないにしても、意識的に落とす目標は毎月１キロということだ。これまでもスクワットや腕立て伏せはやってきたのだけれど、「まだまだ」というからには増やさざるを得ない。毎日スクワットを100回、腕立て伏せを30回、腹筋を50回、素振りを100回することにした。

これだけ毎日必ず続けてまだ足りないということになれば、おそらくそれは病気だろうから精密検査をしてもらえばいい。人間ドックでは見つからなかった恐ろしいまっくろくろすけがどこかに潜んでいるのかもしれぬ。そうなったらそうなったで、潔くあきらめるしかないのだけれども、できるだけのことはやってみせる（英語ではdo my best）つもりである。

木村達哉

追記
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