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お礼状

2024.08.22(木) 09:00

8月22日。お盆前に行った夏は広島セミナーおよび英語教師塾のお礼状を作り終え、あとはひと言ずつ手書きのコメントを入れるだけとなった。すでに投函した先生方からはLINEなどでこちらこそのご連絡をいただいている。セミナーや勉強会やイベントをやって終わりというのではどうにも坐りが悪い。時間の許す限り、お礼状は出したい。

送り先がわからない先生もおられる。塾や大学の先生の場合、どちらにお出しすればいいのかわからない方々もいらっしゃって、そういう場合には心苦しいのだけれども、遠慮させていただいている。変な場所に出して逆にご迷惑をおかけしてはいけない。次回またお会いすることがあればお聞きしよう。

律儀にもお返事を葉書きでくださる方々もおられる。こちらとしては勝手にお礼状をお出ししているだけなのでそこまでは期待していないのだけれど、それでも葉書きが届くと嬉しい。昭和生まれの古い人間だからそう思うのかもしれないが、年賀状にしても暑中お見舞いにしても、デジタルではどうにも頂いた気がしない。

この10月から郵便料金が大幅値上げになる。昨日、阪神甲子園駅前の郵便局でその件に触れると「ほんと申し訳ないんですけど、葉書きが63円から85円になるんです」と実にすまなさそうな表情でおっしゃる。年賀状を同局で500枚ほど購入しているので顔を覚えていただいているのだけれど、「年賀状はどうされます?」とこれまたすまなさそうに。

値上げになってもお礼状やら年賀状やらは、相手が出すなと言わない限りはお出ししようと思いますので僕に限っては大丈夫ですよと申し上げたけれど、こんなに値上げになるならもう止めようと思っている方もかなり多いんだろうなと推察する。そりゃデジタルでの「ありがとう」でも構わないし、年賀状など誰から頂いたのか覚えている人間などほとんどいない。

が、年賀状はさておき、せめてせっかく私に会うために時間とカネを使って足を運んでくださった方々にはこれからもお礼状をお出ししたい。ありがとうございましたと自分の文字で書きたい。気持ちが伝わるかどうかはわからないけれども、せめてそれぐらいのことはしたいなと思っている。

私から届いたお礼状を見て、勉強会を思い出していただければ嬉しく思う。書くまでもないが、返事を送らないとなんて思ってくださらなくてもけっこう。これからも木村と付き合っていきたいなと心の中で思ってくだされば欣幸の至りである。

木村達哉

追記
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