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SNSとのお付き合い

2024.09.09(月) 10:00

9月9日。SNSと言えばFacebook、Instagram、Xなどをやっているが、それぞれを勝手に棲み分けて楽しんでいる。フォロワーが少なくてもいいのだ。自分が楽しめればまったく問題ない。FBは良心的なSNSで、名前を匿名にしている人は基本的に承認しない。Instagramは動画や写真メインのSNSなので愛犬とゴルフ専用。Xは旧名のTwitterという名前よろしく、教育や政治、経済などについてつぶやいている。

8月にXが乗っ取られ、新しいアカウントで再開したがフォロワー数が減った。古いフォロワーさんたちに「いや実は乗っ取られましたので、こっちに来てもらえませんか」と連絡するのも下品である。2500人が300人に減り、同時にコメントもLIKEも表示回数を表す数字も激減した。

しかし、おかげで良いこともあると気づいた。気楽になった。SNSでコガネを儲けようなんて1ミリも思わない。マネタイズしないのであれば、気楽が一番だ。60年も生きて今更メジャーデビューできるわけもなく、自由気ままに生きたい。本にくっついて静かに生きたい。知らない誰かのコメントで傷つくような生き方はしたくない。

であればSNSなんて止めればいいのにと思われるかもしれないけれども、告知やら連絡やらには役に立つ。メルマガのようにこちらからどんどん発信できるメディアではないけれど、SNSもそれなりには役に立つというものだ。SNSの告知を見てイベントに参加する人たちは少数なんだそうだが、それでもそれがご縁になるかもしれない。

子どもたちは生まれたときからSNSが身近にあるせいで、もしかしたら危険には気づかないまま成長し、この程度の情報公開は大丈夫だと思いこんで沼に足をとられることもあるだろう。そして、我々が思っている以上に、彼ら彼女らは華麗に危機から脱出するのかもしれない。

が、中には足をとられたまま、深くに沈んでいってしまう人もいるのだろう。こんなはずではなかったと後悔の涙を流し、身のまわりに誰もいなくなってカネもなくなってという人生を生きる人もいるのだろう。10年後の成人たちがそんな目に遭わないようにと今の大人たちは警鐘を鳴らすのだろうけれど、その大人たちも危険に気づいているかどうかはわからない。

「ダイナミック琉球」で著名な敬愛なる平田大一さんは作品づくりに没頭したいという理由でSNSをおやめになった。これからはリアルタイムでのお付き合いをお願いしたいというご連絡をいただき、私自身の人生を考えるきっかけを与えてくださった。15日は彼と読谷村で会ってお話をうかがいたいと思っている。

木村達哉

追記
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