9月30日。ラ・サールの丸山先生が修学旅行の引率から戻られたタイミングで会い、来年出す予定の本について打ち合わせをするために鹿児島に移動した。鹿児島といえば黒豚じゃないか。アミュプラザにある黒豚しゃぶしゃぶのお店を予約した。しゃぶしゃぶを食いたくて鹿児島に来ているわけでは決してない。否、それもある。

どういう本かは伏せるけれども、おそらくそれなりに需要があるのではないかと思われる。最初の30ページほどを私が書き、それを彼に見てもらった。どう？と聞くと、これはいいですねと。ただ、共著の場合、どちらかがどちらかに気を遣うと良いものはできないので遠慮しなくていいよと申し上げたのは言うまでもない。

彼と本を創るのは『新ユメサク』以来である。河合塾の人気講師の方から『新ユメサク』を大絶賛していただいたときは嬉しくて彼に伝えた。日本語を加工する英作文の本としては画期的だと自負しているが、あの日本語を作ったのは彼である。国語便覧を参考にしながら、英語にしづらい日本語をよくも300題も作ったものだ。

来年の受験生には間に合いそうにないが、再来年の受験生、つまり来年４月に高３になる生徒には間に合うと思われる。楽しみに待っていていただければ嬉しい。本の内容を記せないのは申し訳ないけれども、難関国公立大学を受験するかなり多くの受験生に使っていただけるのではないだろうか。

木村達哉

追記
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