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長崎県島原市に移動

2024.10.29(火) 06:00

10月29日。メルマガに書いたとおり、長崎は島原に移動した。長崎市や佐世保市、あるいは壱岐や五島の学校から講演依頼を受けたことがあり、そういった場所には幾度か訪れたこともあるのだけれど、島原半島は初めてである。明日、長崎県英語教育研究大会が島原城近くの会館で行われる。

私の演題は「AI時代の英語教育」とさせてもらった。メルマガには書いたが、AIの出現によって英語の授業や宿題は大きく変容した。家庭で和訳や英作、要約などの宿題を課すと生徒たちは大喜びでAIを開くだろう。Translate this writing into Japanese.という呪文を唱えるだけで、2秒後には宿題が完了するのである。

教員サイドとしては和訳をさせるにしても、「その場」でさせなければならなくなった。和訳に意味がないわけではないが、全員が全員、高いモチベーションの持ち主ではない。復習の辞書を引き比べながら意味を考えて日本語を作ることには大きい意味があるが、それを宿題にすると単なる「作業」となる。

長崎空港でアルク植元君と落ちあい、レンタカーで島原へと移動した。雲仙普賢岳を見ながら先の衆院選や高知県小学校教員採用試験辞退者7割をネタに、これからの日本はどう変わっていくんだろうねと話しながらのロングドライブを楽しんだ。楽しんだのは私のほうで、彼は2時間近くを運転してくれたので申し訳なく思っている。

明日は200人ほどの先生方がご参加になるとのこと。タブレットの導入でむしろ困っている先生方もいらっしゃるのではないか。そういった先生方のお役に立てばいいなと思いながら、予習を済ませた。

木村達哉

追記
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